オーストラリアで働くために必要な英語力
オーストラリアの英語レベル
まずは英語レベルからご案内したいと思います。オーストラリアの語学学校はヨーロッパの基準CEFRやIELTSを基準としている学校が多く、世界で通用する英語力や英語資格が得られます。
こちらは文部科学省資料からの抜粋です。
この表にオーストラリアの「語学学校のレベル」を当てはめてみました↓
一番左のCEFRとは、ヨーロッパ共通参照枠のことで、言語能力を評価する国際指標です。 日本では2020年の大学入試の改定を前に各大学が入試の際の指標として取り入れ始めるようになってきました。
一番右はTOEICのスコアが書かれていますので、TOEICと比較するとわかりやすいと思います。
オーストラリアで英語環境で働くことができるレベルは「語学学校のレベル」の中のUpper-intermediate(中級・上)あたりから。英語でのコミュニケーションが円滑にできるレベルです。
オーストラリアで「英語環境の中で働きたい」という人はまずは語学学校のUpper-intermediateレベル=CEFRのB2レベル(オレンジの枠)を目指すのがおすすめです↓
レベルアップにかかる期間は?
語学学校で1レベルアップするためにかかる期間はおよそ10週間~12週間。
平均的な日本人のスタートレベルはElementary(初級)からPre-intermediate(準中級)、英文科や外語大卒、留学経験者はIntermediate(中級)あたりからスタートされる方が多いです。
例えば、Elementary(初級)レベルからスタートした人が、簡単な日常会話ができるようになるまでには半年前後かかります。英語環境のお仕事を得られるようになるには、9ヶ月~1年前後の学習期間が必要です。
Advanced(上級)
Pre-advanced(準上級)
Upper-intermediate(中級・上)
Intermediate(中級)
Pre-intermediate(準中級)
Elementary(初級)
Beginner(ビギナー)
看護師、医療従事者、介護士、保育士、美容師、会計士....がオーストラリアで働くには?
日本で資格が必要とされる職業に就いている方や、スキルを持っている人がオーストラリアで「同じ職業」で働くには、Upper-intermediate以上の英語力をつけることをお勧めします。加えてオーストラリアの資格が必要な場合は資格取得をしてから働くことになります。例えば介護系はIELTS5.5~6.0+資格があれば働くことができますが、医療に携わる場合はIELTS7.0~+資格という具合に非常に高い英語力が必要です。
日本での経験を活かしたいという人にとって一番必要なことは、英語力とコミュニケーション力のアップと、オーストラリアで働くために必要な「資格の取得」です。
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ワーホリビザより学生ビザが先!
「働きながら英語を学べる」と謳われているワーキングホリデービザですが、自分の経験を生かして働きたいとう人にとっては慎重にプランニングすることをお勧めします。
今現在の英語力が初級~中級レベルの人は、英語力をあげ、資格を取ってから使うのがベストと言えるでしょう。日本で経験があるからといって、ワーキングホリデービザを取得してすぐにオーストラリアで同じ職業で働けるかと言うと、残念ながら答えは「No」。
英語環境で働きたい場合は、英語力を上げ、各産業で必要な資格を取ることをお勧めします。
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