TAFE留学 アシスタントナースコース体験談

Moeさん
渡航都市:シドニー
学校:TAFE NSW・UEC
コース:Certificate III in Health Services Assistance (Assisting in nursing work in acute care)+一般英語+進学英語
\念願のTAFE留学に挑戦/
日本で看護師をされていたMoeさんがオーストラリアで英語+TAFE留学に挑戦しました。中級レベルからのスタートで、入国して早々にアルバイトを2つもGET!アルバイトをしながら順調にアカデミック英語を終了し、TAFEへの進学が決まりました。
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英語コース:半年→専門コース:半年
Moeさんからの貴重な体験談をご紹介したいと思います。
● Moeさんがオーストラリアに留学しよう!と思ったきっかけや理由を教えてください。
高校生の頃から国際看護師として働くことに強い憧れがありました。大学生の頃に留学を検討していたのですが、コロナが重なってしまったこともあり一度は断念。大学卒業後、看護師として大学病院で働く中で様々な文化的背景をもつ患者さんにお会いする事が多く、いつか言語や文化の壁を超えて看護を提供する国際看護師になりたいという想いが強くなり、多民族国家であるオーストラリアへの留学を決意しました!あと、オーストラリアは景色が綺麗なのも大きな魅力で決め手の一つでした!
● TAFE NSWでCert III in Health Services Assistance (Assisting in nursing work in acute care)コースを選んだ理由をお聞かせください。
私は将来的にオーストラリアでRegistered Nurse(RN)として働くことを目指しており、そのためまずは現地の医療に対する文化や医療現場に慣れることが第一歩だと考えてTAFEのCert3のコースを選びました
● コースではどのようなことを学びましたか?
解剖生理学の基礎や、ベッドから車椅子への移乗などの身体介助の基本スキル、感染対策、記録の書き方など、病院で必要とされる知識と技術を幅広く学びました。
また、ボリジナルの方や、宗教をもつ方の価値観や宗教観を学ぶ授業も行われ、異なる宗教や文化における終末期のケアの在り方についてディスカッションを行ったこともありました。多民族国家ならではの授業が多く、日本との違いにカルチャーショックを受けることも多々ありましたが、とても興味深かったです。
● クラスの国籍や人数を教えてください。
合計30人ほどのクラスで半分がオージー、半分がインターナショナルの学生で構成されています!
インターの学生の国籍はフィリピン、タイ、シンガポール、韓国、アルゼンチン、日本と多国籍に富んでいました。
● 先生の教え方、学生の取り組みはどんな感じでしたか?
日本との一番大きな違いは授業に対する積極性です。日本は講師の授業を受動的に聞くことが多かったのですが、こちらでは生徒同士の意見交換を中心に授業が進んでいくこともよくありました。比較的授業中に積極的に質問をする生徒が多い印象でした。急に先生にこれについてはどう思う?と質問を投げかけられることもあり、インターナショナルにも容赦なく質問を投げかけてくださった先生のおかげで人前で英語を喋る時に緊張することがなくなりました。
● 難易度はいかがでしたか?
正直、とても難しかったです。特に解剖生理などの医療英単語は、最初は何がなんだかさっぱりで、パニックになることも多くありました。ただこのコースはAIN(看護や介護を初めて学ぶ人たちのためのコース)ということもあり、医療用語の構成や使い方など、基礎から丁寧に教えてもらえたため、徐々に理解できるようになりました。不安なスタートではありましたが、きちんと先生からのサポートがあって乗り越えることができました。
● 英語で専門分野を学ぶことに戸惑いはありましたか?
もちろん最初はめちゃくちゃ戸惑いました。授業についていくだけで必死だったし、ほんとにこれ、自分にできるのかなって思うことも正直たくさんありました。
今でも壁にぶつかると、これでよかったのかなってモヤモヤすることがたまにあります。でもオーストラリアは英語が第二言語の人が本当に多くて、街中でもいろんなアクセントの英語が飛び交ってるんですよね。それを見るたびに、みんな苦労してるけど、それでもやってるんだって思えて、自分だけが特別大変なわけじゃないんだなって感じます。まだまだ完璧にはほど遠いけど、時間かかっても自分のペースでちょっとずつ前に進むことを目標に学んでいます。
● 学校、バイトなどを含めた1週間のスケジュールを教えてください。
授業は水曜日から金曜日の週3日だったので、その三日間はバイトは入れずに授業と向き合いました。その分、土日は朝はカフェ、夜はレストランで掛け持ちバイトをして生活費をまかなっていました。祝日は時給が2倍になることもあり、ペナルティーペイも活用しながら、学業と仕事のバランスを取りつつ過ごしていました。
● 休暇はどんなことをして過ごしましたか?
休暇中は、バイト先の同僚とレストランやカフェを巡ったり、マンリービーチやクージービーチでBBQを楽しんだりしていました。バスで1時間弱の距離なのに、自然豊かでリフレッシュできるお気に入りのスポットです。オーストラリアの広くて美しい自然の中で過ごす時間が一番心が落ち着く、大好きな時間です。
● Moeさんのシドニーのお気に入りスポットを教えてください。
シドニーオペラハウスの近くの、ロイヤルボタニカルガーデンが私のお気に入りです。
ランニングが趣味なんですけど、朝早くからたくさんのオージーたちがランニングしてて、とにかくヘルシーで前向きな空気が流れてるんです。
そんな中で走ってると、自分も頑張ろうって思えるし、忙しい日々の中で頭の中をリセットできる大切な時間になってます。
また近くのサーキュラーキー駅の周りにはおしゃれなカフェがたくさんあるので景色を眺めながら友人とブランチすることもよくあります。
程よく都会と自然が共存しているところがシドニーの魅力の一つだと思います。
● Moeさんのこれからの予定を教えてください。
2年目となる今年は、ワーキングホリデービザに切り替えてAINとして1年間現場で働く予定です。これまでとは違う都市に移る予定で、また新たな環境に挑戦することになります。また、今年は日本語環境に頼らず、より英語環境に身を置くことを意識したいと考えています。語学力はもちろん、文化的な適応力や多様な価値観を理解する力を高めていきたいです。最終的には、オーストラリアで正看護師(RN)として働くことを目指しており、その目標に向けて自分らしく、着実に前進していきたいと思っています。
\Moeさん、貴重な体験談ありがとうございます/



